2011年度 卒業論文

電子書籍による電子書籍の教材作成について

大谷大学 人文情報学科 三田幸奈


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概要

 今回私は、「DTP演習」の授業で使用するための電子書籍とpLaTeXについての教材を作成した。
 今年度より人文情報学科でiPadを使った教育プログラムが始まった。その一環として「DTP演習」の授業内容が、電子書籍とpLaTeXとなったため、福田先生より教材作成を依頼された。今年度の後期授業で使用することを前提として、電子書籍とpLaTeXを初めて学ぶ学生が教科書として使用するために作成している。

 本教材は、教材自体も epub ファイル形式の電子書籍で作成しました。 教材自体を電子書籍化することで、学生が電子書籍そのものを理解しやすくなるのではないかと考えたからである。
 内容は、基本的な電子書籍の作り方と、卒業論文が書ける程度のpLaTeXの使い方についてになっている。内容量は、後期の授業の時間内で十分に学べる範囲に絞りました。講義の中で先生の説明を聞きながら、この教材を参考にして学ぶことが出来るようになっている。

 本教材を利用することで、電子書籍の利便性を体感し、それについての知識を深め、自身で電子書籍を作成し、またpLaTeXをうまく活用できるようになってもらうことが目的である。