インタビュー:柴田みゆき

柴田 みゆき 先生インタビュー

先生にとって人文情報学とは何ですか。

 一言で言えば、文系と理系の橋渡しだと思います。
文系と理系のコミュニケーションギャップは、まさに異文化の対立です。その対立を解消するために、大変な金銭と時間が費やされてきましたが、その知恵が社会において十分に共有されてきたとはいえません。ITがお互いの垣根を低くしたことで、その本質的差異がより際立ってきます。今こそ、文系と理系の間をとりもつコーディネータの存在が必要だと感じています。その役割、必要な知識と技術、社会での位置づけ等を考えるのが人文情報学だと考えています。

どのような学生を育てたいとお考えですか。

 人生を楽しめる人ですね。
 そのためには、自分が楽しくあるということと、社会の幸せが同列であると考えられることが重要です。日々の暮らしの中で、外界に求めて得られる楽しい事とは、ほんの少しわずかの間に消え去ってしまうものです。しかし、自分の頭の中でなら好きな時に、好きなだけ、いくつでも楽しむことが出来ます。自分の中の楽しさをさらに引き出す方法を知り、楽しみ、それが社会の幸せに繋がると考えられるような学生に育って欲しいと思っています。

先生の専門の研究テーマをお聞かせください。

 世の中、歩く道は山あり谷あり。平坦な楽な道だと持ったら、穴が掘られていたりします。完全なものなど、ありはしません。
 楽しいこと、便利なことはみんなに知って欲しい。しかしそれらには必ず穴があるということ、それを明らかにすることが私の研究テーマです。また、そうして得られた知識を、ひとめでわかりやすく提示するための方法論も、重要な研究テーマです。
 現在は情報爆発への対応策、そしてそれから派生する知的財産権と医療情報学を具体的なテーマにしています。

先生の趣味、最近のマイブームについて教えてください。

 ヴァイオリンを練習することです。それから、バラの栽培にも凝っています。

休日はどのように過ごされていますか。

 ヴァイオリンでアマチュアオーケストラに参加しているので時間のある時は練習に励んでいます。あとは、バラのお世話で時間が過ぎていきます。今年もうどんこ病と熱いバトルを繰り広げています。そのうちアブラムシが参戦してくることでしょう。

先生のお勧めのお店をご紹介ください。

「メディアショップ」
三条河原町を下がった一筋目を入ったところにある本屋さん。美術書中心にそろえられ、他では見られないような珍しいものが手に入ります。

学生に読んでほしいお勧めの一冊をご紹介ください。

「旧約聖書」
ユダヤ、キリスト、イスラム教に関する原点のようなものだとして捉え、日本以外にも目を向け、自分の世界を広げる本だと思います。

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