インタビュー:池田佳和

池田 佳和先生インタビュー

池田先生にとって人文情報学とは何ですか。

人類が他の動物と異なる最も重要な特徴は、世代を超えて経験と知識の蓄積が可能となる「文字や数字」を発明し、その記録方法を得たことです。それを利用して、広く色々な情報を伝達できるようになりました。また他民族、他国の人々とも、文化や技術を共に理解し実施することができるようになりました。

現代では、音声や映像、ソフトウェアなど、情報表現とその記録方法の種類も格段に広がっています。人間にとって決定的な重要性をもつ、人の思考と行動に関する情報を研究し教育することが「人文情報学」であると考えています。

どのような学生を育てたいですか。

自分の考えと目標をしっかりもって、着実に実行できる人間になってほしいと思います。

先生の研究テーマについてお話下さい。

情報通信の技術とサービスを長年、実践的に研究してきました。インターネットに関しては、その黎明期から関係してきました。インターネット関連のビジネス開発も研究してきました。

ゼミのテーマは何ですか。

新時代のインターネット・ビジネスや公共サービスと共生する」

ゼミの特徴はどんなものですか。

「ウェブ2.0」という新しい言葉とその概念が出現しています。その一例として、急成長しているYahoo!、Google、Amazon、楽天、Mixiなどのネットビジネスを、参考資料などの輪講により研究します。
また、NGN(次世代ネットワーク)と呼ばれる新しい情報通信ネットワークの構築が2008年より始まりました。通信と放送が融合して、既存テレビメディアや新聞雑誌メディアとは根本的に異なる新アプリケーション群が生まれます。その応用例や新ビジネスをグループで討論(ブレーンストーミング)します。
 実際にインターネットで使用されるブログやウェブ2.0の技術を活用した新しいネットビジネスを疑似的にプログラムして、試用してみます。(プロトタイピングといいます)

先生の趣味について教えてください。

野山を歩くこと。油絵と水彩画を描くこと。ブログも書いています。

休日はどのように過ごされていますか。

京都には、素晴らしい神社仏閣、庭園、山野が残されています。四季折々、ひとつずつ訪問しスケッチしていきたいと思っています。東山、北山、鯖街道も歩きたい。

学生に読んでほしいお勧めの一冊をご紹介ください。

沢山ありますが、村井純「インターネット新時代」(岩波新書, 2010年)をまず推薦します。濫読でも積読(ツンドク)でも良いので、学生時代にはできるだけ多くの本を読んでください。人生の貯金になると思います。

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