ゼミ紹介:松川節

松川ゼミ

担当教員

松川 節

ゼミのテーマ

マルチメディアを利用した電子博物館の構築。博物館におけるマルチメディア展示 の現状を理解しつつ、博物館資料の収集・デジタル化・データベース化・オーサリング に必要な基本的技術の習得を目指します。

ゼミの特徴

 松川ゼミのテーマは、「文化財のデジタル化」です。

 具体的な演習内容としては、まず、ゼミ生全員で、京都の伝統行事である「葵祭」をテーマに、企画・歴史考証・現地ロケを行い、撮影した動画や静止画を編集 し、1つの「作品」に作り上げることを通して、文化財のデジタル化に必要な諸行程 を理解します。1人1人が責任を持って作業する必要があります。そして、最終的には、 分担していた役割を1人で全てこなせるようになることを目指します。 また、去年は祇園祭をテーマに映像作品をつくり、DVDパッケージで配布しました。

 このように、正規のゼミでは「作品」を作り上げる過程が重視されますが、読み 書き能力や論理的思考力といった、卒業論文を書くために要求される能力を養うため に、サブゼミも開かれています。今年度は、「メディア文化論」をテーマに、毎回担当者を決めて報告するという形式で、ディベイトの技術も身につけつつ、メディア社 会における諸問題についての造詣を深めています。

 また自己表現のために、ゼミ生全員で個人のブログを作り、ものの見方や情報の 伝え方などを勉強しています。 今までに提出された卒論の例としては、「仮想博物館による無形文化財の提示方法に ついて−−大文字五山送り火を例に−−」がこのゼミの特徴を最も表している卒論だと思います。

このゼミでは社会に出て何ができるか

 例えばテレビ局に入って番組制作に携わるとか、映像制作会社に勤めるなどの方 向につくことができます。情報系というと、理系というイメージが強いですが、理系 の学生は一般に文化や歴史に弱い。しかし、大谷大学は文学部なので大学図書館を活用して、 何かひとつの企画を作る時に、文化的背景をきちんと理解したうえで企画を作ることができます。 さらにその上で、取材・ロケーションハンティングを行い、撮影を行って、パソコンで編集し、 DVDに焼いて実際に情報配信するという、この一連のことが全部一人でできるようになります。

 ゼミでは、単に映像の編集だけではなく、企画の段階から作れる力、つまり、デレクター能力を養成します。 卒業生の進路としては、マスコミ関係や印刷会社、マルチメディア制作会社とやウェブページの製作を請け負っている会社に勤めている人もいます。

学生への希望

 情報のアンテナを張り巡らして、色んな情報を集める回路を作って欲しい。例えば、何かを調べる時にネットの 「はてなダイアリー」、「ウィキペディア」だけ調べるのではなく大谷大学の図書館を使って欲しい。 そのためには、何度も図書館に通って、十分に活用できるようにしておいてください。

 お店、映画、演劇など色々なところに出入りして、様々な友人関係を作っておくこと。 例えばミクシィなどのソーシャルネットワークを利用するにしても、親しい友人だけではなく、色んなコミュニティーを活用してほしい。 そうすれば、いざという時には何か聞いて助けてもらったり、 あるいは自分が助けたりできます。そのような人間関係を作っておいて欲しいわけです。

 人文情報学科というとパソコンを使わなければならない、パソコンを使った情報処理関係の資格を 取らなければならないという考えがあるけれども、それだけではなく、 文学部の中に情報系の学科があるということを生かしていろんなことを勉強して欲しい。

 1・2回生のあいだに、私の授業をいくつか履修して、ゼミで学ぶ内容について関心を持っていて欲しい。

卒業論文

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