2012年度 卒業論文

iOSアプリケーション作成のための教材について

大谷大学 人文情報学科 佐藤淳也


[卒業論文(PDF)] [資料編(PDF)] [教材「iOSで動くアプリを作る」(epub)]

概要

 昨年度より人文情報学科でiPadを利用した授業が始まった。これは他の学校にはない、大谷大学特有のことであり、私自身すばらしいと感じる。その中で導入2年目の今年、iPadが授業や学校生活に浸透しているかと見てみるとそうでもなく、iPadを学校にすら持ってきていない人がいることはとても残念である。
 そこで、ゼミの授業でiPadを教材とし、作業に取り組む環境ができれば、iPadに有用性を見出し、もっと生活や授業に活用してくれるのではないかと考え、福田ゼミのテーマである人に役に立つ物をつくるということことに乗っ取った上で、この「iOSアプリケーション作成のための教材」を作成することにした。
 本教材は、電子書籍を教材の媒体とし、C言語の基本学習から、主にXcodeというソフトを用いてiOS上で動作するアプリケーションを自ら作成していくというものである。この中には人文情報学科の生徒でも抵抗があるObjective-Cを用いたプログラミングの要素が含まれているが、Xcodeの機能を利用して初心者でも気軽に取り組めるように意識した教材になっている。
 この教材に触れることでiPadの有用性を改めて感じ、プログラミングに対して興味のない学生にも、少しでも興味を持ってもらうことが目的である。