2008年度 卒業論文

CSSオンライン教材の作成について

山中健至


[卒業論文(PDF)] [添付資料(PDF)]

概要

 私の所属するゼミでは「人の役に立つものを作る」というテーマを掲げています。そして、人の役に立つものとは何かという考察に基づいて私は、CSSに注目し、このCSSを学習するためのCSSオンライン教材を制作物とすることに決め、それに伴って「CSSオンライン教材の作成について」を卒業論文のテーマとしました。

 CSSに注目した理由としては、私たちが普段何気なく観覧しているWebページのデザインがきっかけです。このWebページのレイアウトを施しているのがCSSであり、CSSの技術を身に付けることによって様々なページレイアウトを施すことができます。私が作成したCSSオンライン教材はそういったWebページデザインの構図を理解したい、CSSを使えるようになりたいと思っているCSS初心者を対象にしています。本教材では難しい表現や複雑なレイアウトは極力避け、初心者が快適に学習できるということを念頭に置いて作成しました。

 本教材ではCSSを使用するにおいての必要最低限の要素を取り上げています。この必要最低限の要素の模索にあたっては、私自身がCSSの学習をする中で大谷大学人文情報学科のホームページを始め、様々なWebページを観覧し、それらのレイアウトを施すのに頻繁に使用される要素をまとめました。過去にも、2005年度と2007年度の卒業論文で同じようにCSSの教材が作成されていますが、2005年度の教材では内容要素の不足、2007年度の教材では説明が簡易すぎるというのをそれぞれ問題点に上げ、これらの問題を考慮した上でこの2つの教材の要素を合わせ、更に必要な要素を補ったものが本教材の内容となっています。