概要
私が作った共同翻訳作業システムは、多言語の文献を扱う研究者・意見の交換の場を
持ちたい研究者・所持していない文献を閲覧したい研究者を対象として構築したシステムです。
私が構築したシステムは、翻訳を楽にするというよりは翻訳を行なった文献をまとめるシステムに
なります。そのため、翻訳は自動翻訳を行なってくれるのではなく、自分で翻訳作業を行ないます。
システムは、参加者の協力を得て完成させていくようにwikiに似た仕様をとりいれました。
簡単に述べると、wikiとはサイト利用者が新規・編集・削除行為を気軽に行なえるシステムです。
一般的に有名なwikiサイトを挙げるとwikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/)があります。
自分が作成した翻訳・他のユーザーが作成した翻訳に対して編集作業などを気軽に行なえる
ことにより、翻訳作成者による独りよがりな間違った翻訳を削減させることができます。
サイト利用者が正しい情報を提供しあえるwikiの機能を取り入れることで、
信憑性に欠ける翻訳を削減し、ユーザー同士でコミュニケーションを取ることを可能にしました。